何かのニュースサイトを見ていたら、ミライがタダで買えると!
http://agora-web.jp/archives/2034714.html
このご時世、新車を買うときは残クレで購入する方が多いのではないかと思います(私を含め)。確かに3年の残クレだと残価率50%を越えてきます。
つまり3年のローンで残りの45%〜50%を支払って、3年後にどうするか選択するわけですが、残価以外の部分が全部補助金で賄われてしまうなんて・・・
確かに、ホンダのクラリティで200万とか、BMWのi3にも多額の補助金が貰えるのは知っていましたが、言われてみるとそうだよなぁ・・・という感想です。
上の方は港区のお話をされておりますが、調べてみると、埼玉県も同じ仕組みだし、プラス市町村からも出る場合もあり・・・
ちなみに法人が残クレで自動車を購入したら、どういう仕訳を切るかというと、
車輌全体で400万、うち180万をローン、220万(55%)を残価設定の場合
車両180万円 / 未払金180万円 という仕訳になります。
この180万円部分のみを減価償却し、3年後のローン部分完済後に車両を返却するのか、一括で買い取るのか、再ローンするのかを選択しますが、返却しなければ
車両 220万円 / 預金220万円 となります。
実際には3年後には消費税が増税されていると思いますので、最初のローンの時は8%、買取時には10%の消費税を払うこととなります。
だからなのか、私がお客さんの資料で見た明細には、残価(税抜)と記載されていました。
ただ、会計的にはNGなのかもしれませんが、220万円も最初の時に同じ伝票の別仕訳という形で計上し、固定資産台帳にも本体とは別に登録した方が、備忘になるのではないだろうか、と思っています。
もちろん、計上するしないに関係なく、残価部分は実際に買い取るまで減価償却できませんが、買い取る時に 仮払消費税 22万円 / 預金 22万円のみで終わるので、元帳と固定資産台帳にメモ書きしておけば、仮に税理士が変わっても、把握しやすいのではないかと思います。