昨日は某所で事業承継セミナーを受けてきました。
制度は知っているものの、実務で携わったこともなく、前職でも受注したことはなかったので、しっかり学んだのは初めてです。
とは言っても、そんな数時間のセミナーで詳しく把握できるはずもないのですが、全体像として気をつけないといけない場合(ほぼ全ての会社か?)を何となく掴んできました。
事業承継とは関係ない他の特例は、投資すれば使える、申請すれば貰えるといった制度ばかりですが、これは何もしないと恐ろしい損害が知らずに発生し、それが税理士への損害賠償となりかねない、という制度だとわかると共に、そんな制度を知らずにこの1年を過ごしてきたこと、そんな事案に巡り合わなかった不幸中の幸いに感謝すべきでしょう。
去年より今年のほうが有利、去年の時点ではそうなるとはわからなったとはいえ、去年申請したほうが不利になるなんて・・・
数年前、不動産の譲渡の損益通算が1月までさかのぼって改正されたことを思い出しました。(納税義務やらなんやらは12月末を持って確定するから、といった理由で納税者敗訴だったかと)
得意分野か否かはクライアントには関係なし、興味が湧かないから掘り下げない、ということは当然ですがNGだとよ~~くわかりました。