先日、クライアントに同行して、運営している各事業所を案内してもらいました。神奈川県内の3事業所を車で案内してもらい、事業所の所長様を含む、事務担当者へ挨拶廻りです。
私と直接やり取りすることはないのですが、やはり皆様経理に限らず、きっちりされている方ばかりでした。昔から架空発注で横領というのはよくある話ですが、現場担当者、現場のトップ、本社、そして私と何重にもチェックの目があると、そうそう起こりえないことであると思っております。
が、そんな当たり前のことをしているはずの大企業でも起こっていることが、中小企業で起こらないとは言えないので、次回は自分の名前で申告書にサインする身としては、より一層引き締めないと、と思ったり。
書籍では、横領が起こったら損害賠償請求権という収入と横領損失を同時両建するのか、それも発生時に遡るのか判明時にするのか、処理に様々な方法があります。そんな議論が起こらないよう、日々のアンテナを広く張り基本に忠実に業務を行っていかなければと改めて思いました。